イタコの口寄せで悩みを解決
報われない恋や苦しい関係、壊れそうな家庭……、あるいは仕事での岐路に立たされてしまうなど、人生のあらゆる場所に悩みの種は落ちているものです。イタコは、その辛さを少しでも和らげ、救いの道へ導くためのお手伝いを日々、電話占いを通じて行っています。イタコというと、一般的には死んだ人の魂を霊界から降ろして口寄せを行う、というイメージが強いかもしれません。しかし、イタコの霊力とはもっと幅広く活用できるものなのです。
電話占いの場ですと、例えばしばらく会っていない元カレや、まだ出会っていない運命の人、あるいは不倫相手の奥さん(旦那)など、主に生霊、またはその人に憑いている守護霊を口寄せすることが多いと言えます。
守護霊を口寄せする
もう少し、詳しくお話ししましょう。まず、守護霊を口寄せする場合です。守護霊とは、どんな人にも憑いている位の高い霊魂で、高次の霊界から派遣されています。人によって1体~4、5体と守護霊の数は違います。イタコが電話占いで口寄せするのは、基本的にはその中でも最も中心的な存在である霊魂になります。
守護霊を呼ぶのは、主に人生の中でも重要というべき局面に立たされている場合です。運命の相手との恋や結婚、出産、転職などに関わる折に呼び寄せます。
先日、電話占いで、とある30代の女性の守護霊を口寄せしたイタコから話を聞くことがありました。相談者の女性には恋人がいましたが、相手の男性には家庭があり不倫という状態でした。悩みを打ち明ける人もおらず、思いあまってイタコの電話占いへ相談されてきたそうです。 そこでイタコは恋人の守護霊を口寄せしました。守護霊は彼の先祖で、高貴な身分の方でした。その霊魂が言うには、二人は運命の相手だが、前世で敵同士の家柄だったという因縁があり、現世では不倫になってしまった、とのこと。でも守護霊は、この試練を乗り越えて二人に一緒になって欲しいと願っていると話しました。女性はそれを聞いて安心し、待ち続ける決心を固めたのでした。
すると、守護霊の協力も強くなったようです。電話占いのわずか1ヶ月ほど後、彼の家庭は離婚が成立し、二人は結婚を決めたというのでした。
生霊を口寄せする
もうひとつは、生霊を呼び寄せる場合です。生霊というと、おどろおどろしい感じがしますが、ここでは、生きている人の魂を口寄せで呼び、魂同士で対話することを指します。生霊を口寄せするのは、何か霊的に壁が出来てしまい、現世の関係がもつれてしまっている時が多いです。最もよく見られるのは、元カノや不倫相手の奥さんなどが悪霊や憑依霊と化して、運命を断ち切ろうとしているようなケースです。生きている人間が持つ魂のパワー、特に恨みを抱えている霊魂は本当に恐ろしいものです。中には命に関わるような大病や事故などを招く、ひどい霊魂もいます。
同じくイタコに聞いた話ですが、とある20代女性の相談です。今お付き合いしている彼氏と結婚を考えていましたが、なかなか話が前に進まずやきもきしていたそうです。ゴールインへのアドバイスを、という気持ちでイタコの電話占いへ相談されてきたのでした。イタコ霊能者が霊視すると、彼には学生時代にお付き合いしていた元カノの霊魂がまとわりついていたそうです。その悪霊が二人の幸せを阻もうとやっきになっていたのです。そこでイタコは、悪霊を口寄せしました。彼との思い出を恨みがましく語る霊の思いはしつこく、なかなか話を聞き入れてくれなかったそうです。イタコは女性の怨念を浄化するために、元の身体に戻るよう説得し、真言を唱えたのでした。少々時間はかかりましたが、彼女は本来いるべき幽体へ戻って行って解決できたそうです。
その女性は、電話占いの直後に、彼との結婚が決まったそうですよ。
このように、電話占いでイタコの霊能者たちが守護霊や生霊の口寄せをすることにより、相談者の悩みもきれいさっぱり解消することが出来るでしょう。